内容: テーブルを初期位置(SW3ON)に置きSW1をONする度に
テーブルが移動し各位置決めスイッチで順次停止する。
プログラム1 テーブルの初期化(LDPRO1.LOG)
内容: テーブルの位置に関わらずSW1をONすることでテーブをSW3
の位置に移動して停止する。
1. 製品外観および装置の構成
使用電源について XTB本体 位置決め用スイッチ 駆動用モータ ブレーキパック 装置表面パネル
プログラマブルコントローラーとの接続
各部の仕様
PLC プログラム作成の提案
当社がYW−XTB−LDSE出荷時の動作確認用として使用しているプログラムの内容を紹介します
本装置使用の電源は、AC100Vです。装置組込みのコントローラ、モータ、モータ制動回路等す
べてAC100Vで駆動されています。
(ご要望に応じて変更可能です。 DC24V等)
2−2 XTB本体
本装置の主となる部分でレバーシブルモータ(6W)と台形送りネジの組み合わせによって動作する
X軸(1軸)テーブルユニットです。(テーブルの機械的構造に関しては、XTB組立図参照)
位置決め制御のためのスイッチ(図中番号 3〜6)4つが取付られています。
2−3 位置決め用スイッチ
スイッチ3、4は、テーブルのストロークエンドで動作しますが、5、6はテーブル移動途中での位
置決めに用いることができます。これらのスイッチは、テーブルの行き帰りでスイッチONの位置が変
化しますので注意が必要です。(スイッチ用ドッグの左右形状のため)
尚、接点は、全てNOです。
2−4 駆動用モータ
オリエンタルモータ社製6Wレバーシブルモータ(図中番号7)で、電気的に瞬間停止させることの
できるブレーキパックにより正転、逆転、停止の制御が可能です。
2−5 ブレーキパック
オリエンタルモータ社製ブレーキパックSB31−IN(図中番号8)で駆動用モータの制御を行い
ます。
プログラマブルコントローラーの設定、プログラムの入力等は、カバーを外さずに行います。また、
2つの押しボタンスイッチ(図中番号1、2)が取付けてあります。これらは制御用のスイッチとして用いま
す。 (例 シーケンスのスタート、緊急停止スイッチ等)
3.プログラマブルコントローラーとの接続
プログラマブルコントローラーとの接続は、装置表面パネルの下(本体ベース)の端子台をかいして
接続されています。
本装置は、装置表面パネルを外す事によって端子台の利用が可能になります。(パネル両側のネジを
外す)端子台を利用することにより特別の回路を付加したり回路の変更が可能になります。
4.各部の仕様
押しボタンスイッチ(図中番号1.2 ) : (制御利用)
位置決めスイッチ (図中番号3〜6 ) : 4 (オムロン製 SS−10GL2)
モータ (図中番号 7) : 6Wレバーシブルモータ(AC100V)
ブレーキパック (図中番号8) : SB31−IN
(オリエンタルモータ社製AC100V有接点タイプ)
リレー (図中番号9) :モータ制御用
(オムロン製 MYタイプ AC100V)
プログラマブルコントローラ (図中番号10) :シーメンス社製 LOGO!230RC
入力 6 接点
出力 4 接点